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流羅とブログとときどき小説物語

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2009-05-15 [ Fri ]
「・・・・なっ・・・!?」
魁は目でぎりぎり追いかけれるほどの速さで動き、
皇の背後へ移動した。
「うおぉぉ!!!」
魁の渾身の右手のストレートが直撃する・・・!!
「くっ・・・」
皇は間一髪左腕でガードした。
もちろん左腕は耐えれるはずも無い。
骨が折れる不快な音を出しながら
皇の左腕は吹っ飛ばされ、それにつられて体も吹っ飛ばされた。
着地の体勢は良かったが、左手の痛みは皇を襲う。
「がぁぁぁぁ!!!!」
皇は苦痛で叫ぶ。
「まだだ!!」
魁は追撃をするため、皇に向かって走る。
「死ねぇ!!!」
皇の叫びと共に
魁を中心に半径10mの円に重力がかかる。
もちろん皇が居る場所は除かれている。
「ぐっ・・・」
床のレンガが50cmほど沈む。
桜月魁は危機超力(クライシス・パワー)の身体能力で耐えれるものの、
普通なら簡単に潰されていた。
「なぜだ・・・!!
なぜ、死なねぇ・・・!?」
皇は少し驚きながら言った。
なぜならこの重力をくらって生きれたものはいない。
それはどんなに重くても軽くても潰れるはずなのに
レベル0の桜月魁が耐えれることが不思議でならなかった。
「危機超力っつてな・・・
一時的に超人みたいな力を手にできるんだが、
それ以外は何もねぇ能力なんだよ・・・」
魁は口早に言った。
「・・・なるほどな・・・
で、今はその有りえねぇ状態ってことか・・・」
皇は呆れた表情でいった。
「くっくっく・・・
そうでなくちゃな・・・・
そうじゃねぇとおもしろくねぇ・・・」
皇は邪悪な微笑みを浮かべる。
「行くぜ!!」
魁は突進した。
と思いきや、もう皇の背後に居た。
「読めてんだよ!!」
あらかじめ、自分の後ろに重力をするように演算していた皇は
背後に回った魁を潰そうとした。
「残念だったな・・・!!」
魁は皇の前に居た。
(二重トラップだと・・・!?
間に合うか・・・・!?)
すぐさま演算をやり直し、完成させた。
魁は皇の背後に回って、それからまた回り込む二重トラップをしかけるため、
移動に時間がかかっていた。
「くらえ!!」
「ぐ・・・!!」
魁の拳が当たる瞬間、
重力がかかって、魁は動きを止められた。
しかし、皇は演算を焦ってやったため、
押し潰す重力ではなく、
動きを封じる程度の重力にしかならなかった。
「くっ・・・」
動きを封じられている間に危機超力の発動は消えた。
その時、魁の背後から・・・・
「居たぞ!皇尽だっ!!」
いかにも研究員の格好をした男達が周りを囲んだ。
「え??」
魁は分けもわからず、きょとんとする。
「ちっ・・・
邪魔者か・・・
わりぃが、決着はまた今度だ・・・!!」
皇は自分の周りの重力をなくし、
空へ高く跳びあがり、近くの屋根に着地した。
「追え!!絶対に逃がすな!!」
研究員は全員、皇の後を追う。
「結局、あいつなんだったんだ・・・?」
魁は気を緩める。
いつの間にか小雨が止んでいた。
「・・・まぁ、終わったことだし、
帰るかな~・・・」
魁は寮へ向かって歩き出した。
「疲れた~・・・
・・・皇・・・尽、か・・・」
今までで一番強かった皇尽という男。
できれば会いたくは無いが、
あの戦いの決着はいずれつけなければならないと魁は思った。

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