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流羅とブログとときどき小説物語

主にブログと小説やってます! ひまな人は見ていって下さい!

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2009-05-13 [ Wed ]
ここは・・・研究所。
千埜の研究所からそう遠くない場所である研究が極秘に行われていた。
午前2時。
研究所の中の緊急ランプが赤く光り、焦らすイメージが強く残った。
「緊急事態!緊急事態!
16歳の少年が逃げ出しました!」
20代前後の男の研究員が一人で廊下を走り、他の研究員に伝えていた。
「・・・レベルや服装は?」
そこへ髭を少し生やした老人が彼に近づいてきた。
「研究所の中で一番レベル5に近いレベル4の学生です!
服装は灰色のパーカー付きの大きいコートが特徴!!」
男は敬礼をしながら、話した。
「ふむ・・・。
研究員は極秘に探し出せ。
警備員(アンチスキル)には極力協力させない方がいい・・・
性格的に危険だからな・・・
風紀委員(ジャッジメント)にできるだけ頼んでくれ。」
老人はいかつい顔をして言った。
「了解!!」
若い男の研究員はまた走りながら、他の人に伝えていた。

―――

「ふぁ~・・・」
この話の主人公、桜月魁はやっとバス停までの道と
どのバスに乗るのが一番良いのかを
クラスメートのハーフ君や朝比奈天音に教えてもらい、
やっとのことで覚えた。
「今までは早起きして、
徒歩で行ってたからなぁ・・・」
魁はバスを降り、登校通路を歩いていた。
「魁~!
おはよっ!この前の買い物はありがとね!」
バスを降りた瞬間、朝比奈天音と会った。
「ん?あぁ・・・こちらこそ。」
実は千埜の研究所に行く前日にも天音の買い物に付き合っていた。
というより、魁の冷蔵庫の中は空っぽだったため、
たまたま買い物先で会って、
途中から天音の用事に付き合っていたといったほうが、言い方的に正しい。
そして二人が道路の右側を歩いていると、
横の道から知っている顔が・・・
「ん!?オウちゃん!?
朝比奈と登校してくるってことはもうそんな関係ニ!?」
それは・・・ハーフの糞野郎。
(からかいやがって・・・
・・・ったく、どこの小6だよ・・・)
魁は呆れた顔で思っていた。
「えっ!?・・・べ、別にそんな関係じゃないよ!?」
天音は一般的な答えを言う。
「まぁ、からかうのはここまでで・・・
二人とモ、課題のプリントやってきタ?
昨日、忘れててやってないんだよネェ~」
金髪少年ハーフ君は気楽そうに言う。
「私はやったよ~。
勉強はそこまで得意じゃないんだけどね・・・」
天音は苦笑いしながら言った。
「あ・・・」
魁は何かを思い出したように立ち止まった。
「ん・・・
どしたノ?」
「宿題・・・
やってねぇ・・・」
魁は冷や汗が一気に出た。
「あれれ?能力は無いけど、
勉強に関しては優等生の魁が?
珍しいねぇ~!」
天音はわざとらしく生意気に言った。
「まぁ・・・学校でやれば間にあうかもネ~」
そんな話をしている間に学校に着いていた。
「俺は急ぐ!
宿題を終わらせるために!!」
魁は全速力で走り、学校の中に消えていった。


――――


「・・・今日は意外と楽な授業ばっかだったなぁ・・・」
魁はもう下校していて、途中で小雨が降ったため、
コンビニで安い傘を買った。
「ふぁ~・・・」
魁は街へ向かい、歩いていった。

――――

「久しぶりにゲームやったかも・・・」
魁は街にあるゲームセンターで遊んでいた。
ゲームセンターから出るとあたりはもう夜に近かった。
「そろそろ帰るかなぁ・・・」

15分後・・・

「・・・?」
魁は広い通路の上で疑問に思う。
(・・・何でみんな居ないんだ・・・?)
いくら小雨が降っているからって
魁一人なのはおかしい。
と目の前に看板があった。
「この地域はできるだけ進入禁止・・・って
ここから行かないと遠回りだから、まぁ通っていいよな・・・?」
魁は看板を無視し、歩いていた。


そしてさらに歩くと、床がレンガのような素材で半径10メートルほどの
中途半端な広場に立っていた。
さっきの看板通り、人は誰も居ない。
「まぁ・・・居なくていいんだが・・・」
すると目の前から・・・
白と黒の狭間の灰色っぽいコートを身に着けた
桜月魁と同じくらいの背丈の男が歩いてきた。
「・・・!!」
(・・・なんだ、こいつは・・・!?)
そのコートの男はコートについているフードで口元しか見えなかったが、
明らかに魁に殺意を見せていた。
「・・・お前・・・レベルは?」
いきなりの質問に魁は驚いた。
「れ、・・・レベル0だけど・・・」
魁はあっさりといった。
別に見ず知らずの人が自分のレベルを知ってできることなど無いと思ったからだ。
「・・・くっくっく・・・
相手にもならねぇな・・・」
コートの男は微笑した。
「・・・!?」
魁は身構えた。
そのコートの男はいつ襲い掛かってきてもおかしくなかった。
「お前は・・・・一体誰だ・・・!?」
魁は決して恐れてはいない。
それは無謀ではなく、こうゆう状況に慣れているからだ・・・
「答える理由はひとつもない。
さぁ・・・早く殺させろよ!!」
「くっ・・・」
殺気が倍以上に膨らんだ。
魁は傘を投げ捨てた。
そのコートの男は研究所から逃げてきた、
レベル4だった。
「さぁ・・・死闘の始まりだ!」
コートの男は両手を広げた。
この出会いが新たな事件の始まりだった。

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