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流羅とブログとときどき小説物語

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2009-07-15 [ Wed ]
桜月魁、金髪ハーフが逃走しているとき・・・・
「オウチャンのメールに駐車場に来いってかいてあったけど・・・・
どこの駐車場だよぉぉぉ!!!」
大林剛は金髪ハーフに魁の手助けに行ってくれと言われたものの
どこの駐車場か分からない上に、返信したメールは帰ってこないため、
何も行動ができなかった。
ちなみになぜ返信がかえってこないかというと
桜月魁は今、誰かと会っていてメールを見ていなかったからである。
「まぁ、返信してくれないなら俺も行かないでいいし、
喫茶店でなんか食うかな~♪」
大林は走って店に向かった。
その頃・・・

「今さら・・・兄貴が俺に何のようだ・・・!?」
魁は険しい顔をしながら戦闘態勢に入る。
兄の姿は身長180くらいの長身に手が見えない程の長いサイズの黒いコート、
真ん中でわかれている前髪に顔は魁の目を細く、より冷たくしただけでかなり魁と似ていた。
魁の家族は数年前に全員誰かに殺されたが、
その前に魁の兄は祖父母に引き取られ養子となっていた。
もちろん今は祖父母の苗字だが、魁の唯一の家族である。

「桜月魁の身柄を捕獲、これが私の任務・・・
つまりお前を連れて行かなくてはならない。
抵抗しないなら、お互い痛い思いをしなくてすむのだが・・・」
魁の兄、乱獅子 零我(らんじし れいが)は冷静に言う。
もう、零我は魁のことを赤の他人のように見ていた。
「兄貴・・・あんたは小さい頃、いつも俺の面倒を何も言わずに見てくれた。
あんたとは戦いたくないが、それしか方法が無いのなら・・・
俺は抵抗する!!」
魁は零我を強く睨んだ。
「・・・愚かな考えだ。
・・・・行くぞ。」
零我はゆっくりと歩いた。
「はぁ!!」
魁は前に屈みながら踏み込み、右アッパーを繰り出そうとした。
「無駄だ・・・」
零我は魁の右腕を掴み、いとも簡単に魁は投げ飛ばされた。
「ぐぁ・・・!!」
魁はコンクリートでできた駐車場に思い切り背中をぶつけた。
(危機超力で、一気に終わらしたいが・・・
ある程度は体にダメージを蓄積させないと・・・)
魁は間合いをとり、隙を探していた。
「仕掛けてこないならこっちから行くぞ。」
零我は右手で4本の投げナイフを投げた。
「!!ぐ・・・」
魁の左腕にわずかながら4本のうちの1本がかすった。
「遅いぞ。」
零我は魁の目の前に立っていた。
(やばい!!早くこの場から後退しないと・・・!!)
魁は焦りながら後ろに下がろうとした。
「終わりだ。」
零我は左手の短剣で魁の腹部を刺した。
「!!がはっ・・・!!」
腹部からの出血とともに少量の血を口から吐いた。
「弱い・・・
もう終わりか・・・」
魁はゆっくりと膝をついた。

―その時、魁の能力が目を覚ました―

「・・・能力か・・・
魁も身に付けていたのか・・・」
次の瞬間、魁の腹部の出血が止まり、魁はゆっくりと立ち上がる。
どうやら危機超力によって止血されているらしい。
「やっとだぜ・・・
これで一気に終わらしてやる!!」
魁の能力、危機超力が発動した。
魁は秒速30~50メートルほどの速さで突進する。
(危機超力(クライシス・パワー)・・・
噂には聞いていたが、避けるのに専念したほうが良いな・・・)
零我は魁の突然の能力を冷静に対処するため、横に素早く避けて、
魁の突進をかわした。
(見切りやがった・・・!!
なら次はフェイントを入れて、確実に狙う・・・!!)
魁は零我に再度突進をした。
「・・・」
零我はさっきと同じように横に避けようとした。
「甘いぜ!!」
魁はスピードを急に落とし、零我の居る場所に向かって右フックを繰り出した。
「くっ・・・」
零我は後方に下がり、ぎりぎりで避けた。
(・・・くそ・・・これじゃ、意味が無い・・・
なら次の一撃に全ての力を尽くしてやる!!)
魁は一旦後ろにかなり下がり、右手に力を籠めた。
(あれは・・・まずい・・・)
零我はかすかに冷静を失う。
「うぉぉおおお!!!」
魁はその場でかなりの力を注ぎ込んでいた。
何も見えないはずなのに魁の右手の周りは白っぽいオーラがまとっているように見えていた。
「・・・行くぞ!!」
魁は音速に匹敵するほどの速さで零我に迫る。
魁の右腕はまるで槍のように突き刺す構えをしていた。
(速い・・・!!)
零我はあまりの速さに体が反応できなかった。

その瞬間、建物が一気に崩れる音が鳴り響いた。

「・・・なっ!?」
魁の渾身の一撃は零我には当たっておらず、
10mほどの距離にあった建物が全壊していた。
あまりの威力に右手一本では抑えきれなかったのだろう。
魁はその場で倒れこんだ。
「・・・・残念だったな・・・
所詮、危機超力の本当の使い方も知らないお前が私に勝てるはずが無い。」
零我は倒れこんだ魁を見下しながら話した。
「本当の・・・使い方・・・?」
魁は危機超力の副作用で疲労がたまり、
立つことができなかった。
「・・・・本当に知らないのか・・・なら教えてやる。
お前の能力、危機超力の本当の名前は―――――」
「待て。」
零我が話そうとした瞬間、全壊したビルの方角から誰かが来た。
「・・・スペードか、何か用か・・・?」
零我はスペードと呼ばれた男のほうを見た。
「何のつもりか知らないが、桜月魁にそのことを言うのはまだ早ぇよ。
それから、ジョーカーがお前を呼んでいる。
桜月魁の捕獲は俺に任せておけ。」
スペードは身長180くらいのかなり紳士的な青年だった。
本当の騎士のように白と黒、そして赤を取り入れた服装に、
腰には銀色の剣が携えてあった。
顔は口から上は仮面で覆っていたため、どんな形相かほとんど把握できなかった。
「そうか、いますぐに向かう。
魁、また会おう・・・」
零我はゆっくりと全壊した建物の方角へ歩き、消えていった。
「くそ・・・」
零我が見えなくなる瞬間まで魁はずっと零我を見つめていた。

「さて・・・俺達Trumpのために捕獲されてもらおうじゃないか、桜月魁君。」
スペードは余裕があるように言い放つ。
「とらんぷ・・・?」
「そうだ、簡単に言えば宗教団体だな。
零我は持っていないが、他のメンバーは全員通称記号(スート)を持ってる。
例えば、俺はスペードって呼ばれてるしな。」
スペードは淡々と説明していた。
「へぇ・・・
何の目的でつかまるのかは知らないが、
お前等には絶対捕まりたくねぇ!!!」
魁は犬歯をむき出しにして、なんとか立ち上がった。
「無理だ、今のお前じゃ能力をつかえないどころか、
立つのもやっとじゃねぇか。そんな奴に俺が負けるとでも思うか?」
スペードは呆れながら言う。
(くそ・・・
力が・・・足りない・・・!!
こんなところで捕まるわけにはいかない・・!!)
魁は自分の無力さに腹が立っていた。

―――力がほしいか?―――

どこからか聞こえてきた声。
その声は冷たく、恐ろしく、そしてどこか懐かしさがあった。
魁はそれが危険なものだと瞬時に察知したが、もうそれに頼るしかなかった。
なぜなら頼らなければ魁は死ぬと思ったからだ。
(ここで死ぬわけにはいかない!!
力がほしい・・・!!俺に・・・力を!!)
その瞬間、気を失ったように魁は倒れた。

「・・・?気を失ったのか?」
スペードは少し警戒しながら、間合いをとった。
しかし、魁はすぐに起き上がった。

「くくく・・・・あははははははは!!!
やっとだ、やっと出てこれたぜ!!」
そこに立っていたのはもはや魁ではなかった。
魁の中で眠っていたもうひとつの負の人格が目覚めてしまった。
「ほぉ・・・これが真の危機超力者か・・・
手合わせ願おうではないか・・・」
(確か、家族を失ったショックで生まれた人格、だったな・・・
哀れな奴だ・・・)
スペードは剣を抜き、構えた。
「無理無理♪
俺に敵うはずないって♪」
「ぐ!!」
魁は悪魔のような笑顔のまま、スペードの背後へ瞬間的に移動し、右ストレートをした。
(威力は落ちてるが、他は危機超力と変わらない・・・
だが、見切るのはかなりきついな・・・)
「裏の心は強いな、おい・・・
んじゃ、手加減はなしといこうじゃないか!!」
スペードは魁に向かっていった。
「馬鹿だな~、お前。
てめぇごときが俺を倒せるとでも思ってんのか!?
・・・全てを壊してやるよ!!」

続く

コメント

兄は何で苗字が違うの?

祖父母の養子になったから
祖父母の苗字に変えたため変わったんですよ
一応そのこと書いてあるよ

そうかそうか
理解できんかったわ

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